「ジヌよさらば~かむろば村へ~」

 

ジヌよさらば~かむろばへ~ 

 

 2015年 日本映画 2h1 <予告編> 

 

監督:松尾スズキ  原作:いがらしみきお

 

出演:松田龍平/阿部サダヲ/松たか子/二階堂ふみ

 

人口494人の東北の小さな村に移り住んだ主人公、高見武晴(松田龍平)は元銀行マン。


東京の銀行で、お金で不幸になる顧客をたくさん見てしまったせいで、お金に触ることすら


きないお金恐怖症を発症する。まったくお金を使わない生活をするために、かむろば村に


やってきたのだ。

 

“かむろば”とは“神室場”が語源で、“おがむろ様”と呼ばれる鎮守様が配された昔なが


らの湯治“おんごろ温泉”で知られたところである。65歳以上が村の人口の40%を超える


小さな村には、学校も病院も銀行も郵便局もない。村で雄一の何でも売っているスーパーマー


ケットを営む村長の天野与三郎(阿部サダヲ)が、毎日マイクロバスを運転し、病院や銀行な


どの用事に出向く村人たちを隣町の青戸町まで運ぶ。

 

村長を筆頭に村人たちはみんな、お金に触れると失神してしまう高見を“たけ”と呼んで何


くれとなく面倒を見てくれる。村には、“なかぬっさん”という自他ともに神様と認められて


いる人物(西田敏行)がいる。村の村長は、なかぬっさんの意向で決まるらしい。趣味はアナ


ログのカメラで写真を撮ること。

 

田んぼを耕し、裏山で採れた薪で暖をとり、働いた分だけの生活費需品を村人たちから分け


て貰う、1円も使わない“たけ”の生活がスタートする。ところが、突如巻き起こった「村長


選挙」にまきこまれるはめに。“たけ”の運命やいかに―。

 

ジヌ(銭)を得るために、村のチンピラ(荒川良々)とつるんで小遣い稼ぎをするギャルを


二階堂ふみが怪しく演じている。顔芸で魅せる片桐はいりや村長の妻役の松たか子、そして何


と言ってもはまり役は、本作の脚本と監督の松尾スズキが演じるヤクザの男。

 

思いっきりはじけて楽しめるエンターテイメント作品!!

                                     (せん寿)