ー 今後の例会作品 ー

 

  このコーナーでは私たち広島映画サークルの今後の上映作品を

 

  掲載しお知らせします。

 

 

 ただ今、会員募集中です。入会されますと会費で鑑賞が出来ます。

入会のご案内」をご覧ください。  

 

当日参加の方は 一般1,400円  シニア/大学生 1,200円  中学・高校生 1,000円です。

シニアは60歳以上の方です。

*但し記念例会やゲストを迎えた場合は上記の限りではありません。

 

 上映1か月前程度を目安に

 「エディオン広島本店」と「さくらぴあ」に前売り券1,200円)を委託し

 

 以下の場所チラシを置いています 

 広島市内各公民館 区民文化センター  広島県立美術館  合人社ひとまちプラザ  ゆいぽーと

 県民文化センター  映像文化ライブラリー  青少年センター  サロンシネマ  八丁座

 横川シネマ  エディオン広島本店  さくらぴあ  ヤマハ  タワーレコード

     府中町(公民館/図書館)海田町(町民センター/図書館/公民館/ひまわりプラザ/ふるさと館)

    他 



 

409回例会 20181028日(日)

 

          会場:広島県立美術館・地下講堂  

   上映開始 ①午後1時  ②午後330

 

20178月 日本公開 デンマーク映画  上映時間 159 

 

                    <予告篇>   PG12               

 

スタッフ

 

監督:イェスパ・W・ネルスン

 

キャスト

 

エリック:アルバト・ルズベク・リンハート

 

エルマー:ハーラル・カイサー・ヘアマン

 

ヘック校長:ラース・ミケルセン

 

ハマーショイ先生:ソフィー・グロベル    

 

                       配給:彩プロ

 

 

 

北欧といえば[福祉の充実]と誰もが思いますが、約半世紀前の1967年、デンマークの

 

首都、コペンハーゲンの少年養育施設では信じられないようなことが行われていまし

 

た。それは、子どもに対する強制暴力・薬物投与でした。遅まきながら、これらの問題

 

調査が21世紀になって行われ、2000年半ばに報告書が公表されました。その実際に起

 

きた事件を基に製作された作品です。

 

主人公の兄弟、13歳のエリックと「宇宙飛行士」に憧れている10歳のエルマーは母親

 

の病気をきっかけに児童養護施設に預けられます。それは、平穏な人生が180度変わっ

 

てしまう出来ごとでした。施設では、独裁的なヘック校長のもと、常套句である「しつ

 

け」を理由にした体罰が横行していました。さらにエリックたちは新しい環境に馴染

 

めず、上級生たちからのイジメにもあってしまいます。

 

そんな過酷な日常から抜け出そうと兄弟は施設からの逃亡を図りますが、呆気なく捕

 

まってしまい、また抑圧される日々をおくることになってしまいます。がっかりしたエ

 

リックは施設を出られるまで目立たないよう生きていくことを弟エルマーに提案しま

 

す。しかし、兄弟の我慢も限界を超えるある出来事が起こり・・・。 

 

幼い兄弟たちが、独裁的で閉鎖された施設の中でも夢と希望を持ち続け、初めて感じる

 

望や恐怖を乗り越え、反旗を翻し、現状を打ち破り、自分たちを解き放つクライマッ

 

に感動します。 

 

イェスパ・W・ネルスン監督は、本作を旧約聖書に出てくる「ダビデとゴリアテ」のよ

 

うに、弱小な者が強大な者を打ち負かす物語だと語っています。

 


 

410回例会 20181216日(日)

 

          会場:広島県立美術館・地下講堂  

 

   上映開始 ①午後1時  ②午後330

 

 

201712月 日本公開 フランス映画  上映時間 157 

 

                         <予告篇>                     

 

スタッフ

 

監督/脚本:マルタン・プロボ

 

キャスト

 

クレール:カトリーヌ・フロ

 

ベアトリス:カトリーヌ・ドヌーブ

 

ポール:オリビエ・グルメ

 

シモン:カンタン・ドルメール

 

ロランド:ミレーヌ・ドモンジョ    

 

                     配給:キノフィルムズ

 

 

2018年最後の例会は何処にでもありそうな日常を切り取り、しみじみと人生を味わえ

 

る作品を選びました 

 

フランスを代表する大女優カトリーヌ・ドヌーブとカトリーヌ・フロ 

 

ふたりのカトリーヌがが初めて共演した作品です 

 

パリ郊外に住み助産師をしているクレール(カトリーヌ・フロ)の所に30年もの間、

 

消息不明だった義理の母ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーブ)から「会いたい」との

 

連絡が入ります その昔、父のもとを突然去って行った義母 そのせいで命を縮めてし

 

まった父 その事がわだかまりとなってベアトリスを許せずにいるクレールですが、

 

ベアトリスはそんなことはお構いなしに「もっと自分のために時間を使いなさい」など

 

とクレールの生活にずけずけと入り込んできます 真面目すぎるクレールと人生を謳歌

 

しているベアトリス 人生の残り時間が短いベアトリスと助産師として生命誕生の現場

 

に立ち会うクレール 性格も生き様も全く違う二人の対比が鮮やかに描かれます 

 

自由奔放に生きてきたベアトリスはクレールの服装にまでケチをつけますが、やがて

 

ベアトリスの孤独がクレールにも判ってきて二人の間に新たな絆が生まれてきます  

 

そんな折、女手一つで育ててきたクレールの一人息子シモンが想像もしていなかったこ

 

とを言いだすのです 

 

動揺を隠せないクレールですが、“息子の人生は私のものではない”ということに気づ

 

いて・・・ 

 

“人生は思うようにはいかない でも、捨てたものではない” そんなことを思わせてく

 

れ、映画は爽やかな余韻を残して終ります 

 

作品中に何度か映しだされる出産シーンですが監督がリアルさに拘り実際の出産現場で

 

撮影しています それはまさに生命誕生の瞬間で計算されたカメラアングルも素晴らし

 

く、観るものを厳粛な気持ちに導きます 

 

ラストで作中に語られるキーワードが脳裏によみがえりタイトルの「ルージュの手紙」

 

意味がわかり思わず頬が緩みます 

 

201411月第381回例会で上映した「セラフィーヌの庭」のマルタン・プロボ監督

 

がメガホンをとっています   原題はThe Midwife(助産師) 

 

カトリーヌ・ドヌーブは次回作でカンヌ映画祭でパルムドールを受賞(万引き家族)

 

した是枝裕和監督の作品に主演する予定です