ー 今後の例会作品 ー

 

  このコーナーでは私たち広島映画サークルの今後の上映作品を

 

  掲載しお知らせします。

 

 

 ただ今、会員募集中です。入会されますと会費で鑑賞が出来ます。

入会のご案内」をご覧ください。  

 

当日参加の方は 一般1,400円  シニア/大学生 1,200円  中学・高校生 1,000円です。

シニアは60歳以上の方です。

*但し記念例会やゲストを迎えた場合は上記の限りではありません。

 

 上映1か月前程度を目安に

 「エディオン広島本店」と「さくらぴあ」に前売り券1,200円)を委託し

 

 以下の場所チラシを置いています 

 広島市内各公民館 区民文化センター 広島県立美術館 合人社ひとまちプラザ エソール広島

 ゆいぽーと 県民文化センター 映像文化ライブラリー 青少年センター サロンシネマ 八丁座

 横川シネマ エディオン広島本店 さくらぴあ ヤマハ タワーレコード 府中町(公民館/図書館)

 海田町(町民センター/図書館/公民館/ひまわりプラザ/ふるさと館)他 


 

407回例会 2018722日(日)

 

         会場:広島県立美術館・地下講堂  

 

   上映開始 ①午後1時  ②午後330

 

20168月 日本公開 フランス映画  上映時間 145 

 

                       <予告篇>               

 

スタッフ

 

  監督:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール

 

 

キャスト

 

     アリアンヌ・アスカリッド / アハメッド・ドゥラメ

     ノエミ・メルラン    

 

                     配給:新日本映画社

 

 

 

実話をもとに学校から見放された問題児たちの集まるクラスが、ベテラン教師の

 

情熱によって次第に変化していく様を描いた物語です 舞台は貧困層が暮らす

 

パリ郊外のレオン・ブルム高校 

 

様々な人種の生徒たちが集まるいわば落ちこぼれクラスに、歴史教師アンヌ・ゲ

 

ゲンが赴任してきます 差別される親の苦労を見ながら育つ子供たちは現実の厳

 

しさを肌で学び、どうせ自分たちにチャンスはないと最初から全くやる気があり

 

ません そんなクラスを受け持つ教師も大変で、高圧的に出たり、あるいは事な

 

かれ主義を決め込んだりします この映画にはそんな現実を反映するいくつかの

 

シーンが出てきます 落ちこぼれのクラスに入れ込むアンヌに校長が、「彼らに

 

労力を費やすなど時間の無駄」と言い放つ場面や、歴史コンクールへの参加を提

 

案したアンヌに生徒自身が、劣等感を丸出しにするところなど社会の縮図でもあ

 

る教育現場の環境は、絶望的で気が滅入りそうになります 

 

しかし、だからこそ「退屈な授業はしない」というアンヌと生徒たちが一丸と

 

なって少しずつ事態を変えていこうとするこの物語がよけいに私たちの胸を打つ

 

のです アウシュビッツの子供と若者をテーマにコンクールに参加することに

 

なった生徒たちは、その歴史を初めて自主的に学び、生存者から直接話を聞く機

 

会を得ます そして、この出会いが彼らの心の扉を開け放つことになるのです 

 

ここに登場する老人は実際のアウシュビッツ体験者で、彼の語る言葉の重みは、

 

私たちにもダイレクトに伝わってきます

 

この映画は被曝の事実を語り継ぎ、後世に伝えていこうとする人たちを励ます

 

作品でもあります 

 

ラストで生徒たちが自分たちの権利をようやく真っ当に享受し、受け継ぐ立場に

 

なったのだと自覚できたことが、私たちの心に清々しさを残します

 


 

408回例会 201899日(日)

 

          会場:広島県立美術館・地下講堂  

 

                  上映開始 ①午後1時  ②午後330

 

        20169月 日本公開 エストニア・ジョージア合作 

                      上映時間 128 

                          <予告篇>            

 

    スタッフ

 

     監督:ザザ・ウルシャゼ

 

 

   キャスト

 

  イヴォ:レンビット・ウルフサック マルゴス:エルモ・ヌガネン

 

  アハメド:ギオルギ・ナカシゼ   ニカ:ミヘイル・メスヒ 

  

                          配給:ハ-ク

 

   

 みかん畑で働く二人のエストニア人が敵同士の傷ついた兵士を看病する姿を通じて

 

 戦争の不条理を描いています。

 

 

 アブハジア自治共和国でみかん栽培をするエストニア人の集落が舞台です。

 

 

 南コーカサス地方。アブハジアがジョージア(旧グルジア)からの独立を求めたこと

 

 から紛争が勃発します。多くのエストニア人は帰国しましたが、イヴォとマルゴスは

 

 残っています。マルゴスはみかんの収穫が気になっています。イヴォはみかんの木箱

 

 を作る職人です。もちろんマルゴスのみかん箱もイヴォが作っています。

 

 ある日、二人は戦闘で傷ついた二人の兵士を自宅で介抱することになります。

 

 しかし、一人はアブハジアを支援するチェチェン兵のアハメド、もうひとりは

 

 ジョージア兵のニカで、お互い敵同士だったのです。彼らは同じ屋根の下に敵がいる

 

 ことを知って殺意に燃えますが、イヴォが家の中では闘わせないと言うと、

 

 家主が力を持つコーカサスのしきたりに則り兵士たちは約束します。

 

 ところが数日後アブハジアの小隊、続いてジョージア兵士の一隊がやってきて一触即

 

 発の事態に・・・。

 


 

409回例会 20181028日(日)

 

          会場:広島県立美術館・地下講堂  

   上映開始 ①午後1時  ②午後330

 

20178月 日本公開 デンマーク映画  上映時間 159 

 

                    <予告篇>   PG12               

 

スタッフ

 

監督:イェスパ・W・ネルスン

 

キャスト

 

エリック:アルバト・ルズベク・リンハート

 

エルマー:ハーラル・カイサー・ヘアマン

 

ヘック校長:ラース・ミケルセン

 

ハマーショイ先生:ソフィー・グロベル    

 

                       配給:彩プロ

 

 

 

北欧といえば[福祉の充実]と誰もが思いますが、約半世紀前の1967年、デンマークの

 

首都、コペンハーゲンの少年養育施設では信じられないようなことが行われていまし

 

た。それは、子どもに対する強制暴力・薬物投与でした。遅まきながら、これらの問題

 

調査が21世紀になって行われ、2000年半ばに報告書が公表されました。その実際に起

 

きた事件を基に製作された作品です。

 

主人公の兄弟、13歳のエリックと「宇宙飛行士」に憧れている10歳のエルマーは母親

 

の病気をきっかけに児童養護施設に預けられます。それは、平穏な人生が180度変わっ

 

てしまう出来ごとでした。施設では、独裁的なヘック校長のもと、常套句である「しつ

 

け」を理由にした体罰が横行していました。さらにエリックたちは新しい環境に馴染

 

めず、上級生たちからのイジメにもあってしまいます。

 

そんな過酷な日常から抜け出そうと兄弟は施設からの逃亡を図りますが、呆気なく捕

 

まってしまい、また抑圧される日々をおくることになってしまいます。がっかりしたエ

 

リックは施設を出られるまで目立たないよう生きていくことを弟エルマーに提案しま

 

す。しかし、兄弟の我慢も限界を超えるある出来事が起こり・・・。 

 

幼い兄弟たちが、独裁的で閉鎖された施設の中でも夢と希望を持ち続け、初めて感じる

 

望や恐怖を乗り越え、反旗を翻し、現状を打ち破り、自分たちを解き放つクライマッ

 

に感動します。 

 

イェスパ・W・ネルスン監督は、本作を旧約聖書に出てくる「ダビデとゴリアテ」のよ

 

うに、弱小な者が強大な者を打ち負かす物語だと語っています。